概概17.滞米日本人画家とアメリカ美術の関連に関する実証的研究18.韓国古代彫刻新出資料の基礎的研究は1983年末で33件80体余におよぶ,これらは重要文化財と指定され得る秀れた作品が19.中世紀セルビア美術について研究代表者:神奈川県立近代美術館専門学芸員酒井忠康概要:今世紀初頭以来戦前アメリカに渡った日本人画家の業績の実証的調査をし,アメリカ現代美術との関連をみたい。研究者:九州芸術工科大学芸術工学部助教授大西修也一部国際交流援助韓国で新たに発見された三国時代から統一新羅時代(6■8世紀前半)の彫刻資料多く,この彫刻は日本の上代彫刻史研究にとっても貴重な資料となるものとみられている。これら新出資料に戦前からの既存資料を加えて韓国古代彫刻の調査研究をしたい。ー写真資料の収集とそれを使って画家たちの仕事ぶりの復元一研究者:岡山大学文学部助手鐸木道剛要:バルカン半島西部山岳地帯に位置するセルビア人の国家は12世紀末より政治的文化的に最盛期を迎え多くの教会堂にフレスコ画が残っている。しかしセルビアがビザンチン世界の一地方であることで省りみられていなかったが,首都コンスタンチノーブルより画家を呼んだ形跡もあり,単なる地方作とは考えられないものがある。セルビア文化財保護局所蔵の写真資料をもとに当時の画家,彫刻家の仕事ぶりを調し,ビザンチン世界とイタリアとの間に位置するセルビアの美術の役割を明らかにしたい。(共同研究)26-
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