20.教皇庁と美術-15世紀のローマにおける美術一世(1417■31)からアレクサンデル6世(1492■1503)に至るまでの歴代教皇によっ23.オランダ19• 20世紀における絵画,彫刻,工芸建築の研究19世紀初頭から20世紀初めまで約100年間におけるオランダ芸術について資料を収集22.黄槃語録における美術史関係史料の調査研究研究者:国立西洋美術館主任研究官概要:教会大分裂後の教皇庁威信回復をしようとした庁の政策を柱とし,マルティヌス5て企画された15世紀ローマにおける美術新興政策と,その具体化の過程を教皇史と術史の両面から史的に考察し,併せて当世紀のパトロンとしての教皇庁と美術家の関係を明らかにしたい。21.京派絵画の調査研究〔継続〕研究者:京都大学文学部助教授佐々木丞概要:昭和58年度より引き続きの研究で,江戸時代中,後期に活躍した円山,四条派の人を京派という。この中で円山応挙,長沢芦雪,呉春については作品の紹介がなされているが,応門十哲と呼ばれた画家を始めこの派を支えていた集団としての活動の実態を調査研究する。58年度は約500点の作品の調査を実施した。研究者:京都府立鴨祈高校教諭大槻幹郎概要:黄槃文献は初期南画発祥との関連があるが,膨大な量で未だ整理はついていない。黄槃文献中美術史関係史料を集成し発表したい。また万福寺黄槃堂文庫,駒沢大学,花園大学等において調査したい。研究者:大阪大学文学部修士課程し,オランダ19世紀の精神的,社会的風土を明らかにしたい。図府寺田回司概27
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