VAX II (OSはMicroVMS)である。データ入力はすべてPC側で行い,VAXへは《データの種類とデータベース化の方法》1)作品・賛・題詩に関する基礎データ2)画賛インデックス3)テキストデータ4)絵画モチーフの記述形式なお使用したハードウェアはNEC製PC9801(0SはMS-DOS)及びDEC製Microエミュレータを介して転送する方法をとった。また漢字入力にはPC用フロントプロセッサATOK5を用いた。【作品・賛.題詩に関する基礎データ】データの正規化や検索等のシステム化を容易にするため,リレーショナル型のデータベースを選択した。作品と賛者の対応関係は作品ファイルと賛者ファイルとの間に対応テープルを置くことによって解決する。現在,PCとVAXとを用いてシステムを構築中である。使用しているソフトウェアは,PC側がR: BASE5000, VAX側か日本語DATATRIEVEである。入カデータの概要は以下の通り。[ファイル]作品ファイル作品番号・作品名・作者・所蔵者・制作年代賛者ファイル賛者番号・生没年文献ファイル文献番号・文献名・著者・刊行物名・刊行年月図版ファイル作品番号・図版番号・刊行物名[対応テーブル]作品ファイルー賛者ファイル対応テーブル作品ファイルー図版ファイル対応テーブル作品ファイルー文献ファイル対応テープル【画賛インデックス】画賛を収集する具体的な対象の範囲は五山文学全集・新集所収の詩文集とした。入カ経費や処理用ハードウェアの制約等のため全文の入力は不可能であるので,詩題を入力し,主題及びその典拠となった逸話や詩,特徴的な詩句を検索キーとして付すこととした。作業手順としてはまず詩題と主題に関する検索キーをあたえ,これを整理した上で個々の画題の文学的背景に関する情報を入力する。本年度は,試験的に「補-159-
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