鹿島美術研究 年報第5号
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黒・赤・黄・緑•青・白といった具合いである。これを「疑似カラー」3.色合いの差異の分析2.濃淡構造の分析[目的]コンピュータに取り込んだ画像を構成する画素には256段階の諧調があり,幅で「クラス分け」して単純化すれば,濃淡構成の分かり易い画像が得られる。[方法]①取り込んだ画像を「モノクロ化」する。②画像全体の濃淡情報の「ヒストグラム」をとる。③ヒストグラムのグラフを観察し,適当なクラス分けを行なう。④各濃度クラスの分布が分かり易いように,それぞれに疑似的に色を割⑤指定した疑似カラーを元の画像に当て填めて表示する。[目的]コンピュータの色彩は各画素のRGBの濃度値の混合によって表わされている。このRGBの混合比をグラフ化し,その差異によって色彩の微妙な色合いの差異を捉える。[方法]①カラー画像の任意の点をタブレット(またはマウス)で指定すると,②カラー画像において任意の二点を結ぶ線をタブレット(またはマウス)③カラー画像においてタブレットまたはマウスを用いて任意の領域を指HLSとは色相と輝度の二つの値で色彩を表わすもの。その濃淡情報はコンピュータに記録されている。その濃淡諧調を任意のヒストグラムとは,各画素の濃淡値を累計し,グラフ化すること。り当てる。例えば6段階にクラス分けした場合,濃度値の高いクラスから順に,を施すという。*この疑似カラー表示された画像によって,画像の濃淡構成や流れを考察する。その点におけるRGBの濃度値が数字で表示される。で指定すると,その線分に沿った画素の各RGBの濃度値が折れ線グラフとして表示される。定する。その領域の中の画素の各RGB値がHLS値に変換され,HLS円環グラフの内にその分布がドット表示される。-206-

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