(力「外国人研究者招致」(1) 文化財保護の共同研究及び石窟内における壁画の模写方法保存修復技術の研究(2) 幕末•明治初期の日欧,美術交流史の研究調査及び「ジャポニスム研究会」に出5.招致研究者の研究活動状況3.高島北海がナンシー派に与えた影響について2.「美術に関する国際交流の援助」席申請者東京芸術大学美術学部教授平山郁夫招致研究者敦煙研究院資料センター副センター長昭和62年4月の来日以来,東京芸術大学美術部の客員研究員として,日本東洋美術史研究室において東洋美術史の研究に従事(指導教官平山郁夫教授,水野敬三郎教授),この間日本各地の美術館・博物館(東京国立博物館・東京芸術大学芸術資料館・京都国立博物館・奈良国立博物館・泉屋博古館・根津美術館等)に所在する中国彫刻作品の実査をはじめとして,主として中国仏無彫刻史関係の資料の収集を行った。またそのすぐれた日本語の能力をいかして,翻訳,通訳に活躍し,日本語文献の中国語訳(平山郁夫『敦燻への道』,平山郁夫『大和路を描く』,昭和62年9月敦煙研究院で開催の敦燈学会における日本人研究者の研安発表要旨等),中国語文献の日本語訳(段文傑「サッタ太子捨身飼虎図の美学的検討」<『東洋学研究』26巻2号〉),敦燻研究院賀世哲氏の東京芸術大学における研究発表の通訳を行ったほか,昭和62年9月,一時帰国して東京芸術大学敦煙石窟調査団の敦燈石窟調査に協力し,同時に敦燈学会にも出席して学会の成果を報告(『芸術新潮』昭和63年5月号)するなど,日中の美術史研究交流に大きな役割を果した。申請者:国立西洋美術館学芸課長八重樫春樹招致研究者:オルセ美術館主任研究官招致研究者の研究活動状況1.ギュスターヴ・モローにおけるジャポニスム吸収の原典について2.起立工商会社の輸出用下絵の調査(フランス)劉永増(中華人民共和国)ジュヌヴィエーヴ・ラカンブル女史-221 -
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