この研究では,説話の表現に注目し,これまであまり行なわれなかった,六道絵の細部表現を各作品間及び周辺作品間で検討することにより,説話の受容が六道絵の展開にどのような意味をもつかを検討しようとするものであり,その成果が六道絵の研究に,より具体性をもたせることと考える。49 -
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