鹿島美術研究 年報第6号
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II " d. 11 3538-3615仏立像と詭くメーガe. II 蓮華を散華するメーガb. 11 S-40-2202詭くメーガ33.出土地不明仏坐像(焔肩)Inv.N o.2535-4375高さ24.5幅23.234.出土地不明仏坐像(焔肩)Inv.N o.V933高さ106cm幅85cm33と34は共に倉庫にあり,全くデータに欠く。プトカラとは全く異なる様式を伝える35.パンル出土菩薩像Inv.N o.M4366 高さ32cm幅35cma.Inv-N o.2468-7018 Photo album III(在パキスタン)b.Inv-No.3212 Photo album IV(在パキスタン)c.Inv-No.M3538 (在ローマ)メーガf. II 6464-1697-2533燃燈仏g. II 6579-5491-5燃燈仏と軌金剛a.Inv-No.P-800-322通肩,光背無飾,無烙肩頭光頭部に沿って連辮,その他に,仏頭の頭上に四茎の蓮華頭光に7つの蓮華31.パンル(Panr)出土の燃燈仏本生諏通肩,禅定印,烙肩,台座未完成,頭部(削りとられている)ブトカラ出土したものではない。肩先から,二の腕の上部まで烙に被われている。通肩,禅定印,身光背,頭光背。烙肩というよりも,むしろ首のすぐうしろの部分に烙。が烙のモティーフを示す貴重な資料と云えよう。光背に壺型の烙を表現している。ガンダーラ美術の写真コレクション(欧米を主とした)の中から推測出来た。即ち,始めは細長い焔ガンダーラ248,ロス・アンジェルスNo.L.2160 48-2) :次に烙が少し丸味を帯びた形になる(Photofile :ガンダーラ276Francis Hopkins Museum of Eastern Asiatic Art) 等。今後更にこの点について研究を進めたい。ローマには蓮華天井の例は存在しなかったが,光背の装飾として蓮華を用いた例が二(在ローマ)(在パキスタン)焔の形が壺型になるまでの過程は同館にある,(Photo file :ガンダーラ2'プラーハ伝蔵N 016599), (Photo file : -226-

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