ェクトの調査を主とし，あわせて，イギリス国内におけるムーアの主要な作品を調査するとともに，ファウンド・オブジェクトに関連した場所の調査を行った。(1) ヘンリー・ムーア財団におけるファウンド・オブジェクトの調査クト（フリント・ストーン，小石，骨，貝殻，流木など）を調査，その多くを撮影する。ラーの両氏に，晩年の15年間のムーアの制作の具体的な方法について教えてもらう。またムーアが，どのようにして具体的にファウンド・オブジェクトをその作品の中に活かしていったかを，いくつかの作例を通して教えてもらう。ア芸術をどのように変えていったかを，ファウンド・オプジェクトに関連したドローイングによって見ることができた。(2) その他の施設における調査① 「ヘンリー・ムーア展」（ロイヤル・アカデミー・オプ・アーツ）調査。本展はムーアの全業績を回顧する遺作展である。ファウンド・オプジェクトやその関連の素描，彫刻を調査。態研究（骨や岩石）をした博物館。ならびに文献調査。(3) ファウンド・オブジェクトに関連する場所の調査ンリー・ムーアがたびたび訪れ，フリント・ストーンや貝殻を採取した。いわ① 旧ヘンリー・ムーアのマケット・スタジオに遺されたファウンド・オブジェ② ヘンリー・ムーアの最後の助手マルコム・ウッドワードとミッシェル・ムー③ ヘンリー・ムーア財団が所蔵するドローイングを調査。とりわけ1920年代から30年代にかけて，ムーアがファウンド・オブジェクトを発見し，それがムー④ ムーア財団が所蔵するファウンド・オプジェクト関連文献の調査。② ブリティッシュ・カウンシル美術部図書室にて，関連文献の調査。③ 大英博物館蔵の素描を調査。④ 自然史博物館（ロンドン）調査。ヘンリー・ムーアが学生時代に，自然の形⑤ リーズ市立美術館ヘンリー・ムーア彫刻研究センター。ムーア初期作品調査① ケント州北岸ウエスト・ゲート付近の海岸を調査。この付近は1930年代にヘ262-
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