2)作品リスト3)写真複写ストレーションを行い,使用法を説明するとともに,データを共有•利用・公開して1)データ公開の範囲DBMSは,REASEPROを使用し,2)についてはdBASEIII PLUSによるもメトロポリタン美術館では,館蔵品のアクセッション番号・基礎データ・ディスクリプションなどを含むアクセッション・カードを公開している。基本的なデータとして,このカード(図書館カード,絵画・彫刻で約3,500枚)のコピーを入手した。1)とは別に,所蔵絵画のリストを入手した。イメージ・データとしては,写真からの複写(35mm• B/W)を行い,主題を知るための基礎データとした。館の写真部門にできるだけ負担をかけず(全ての作品の焼付け作成にはかなりの時間がかかる),とりあえず主題等を特定できるだけのイメージを得る手段として,この方法を採用した。【データベース化】上記のデータについて,1), 2)をデータベース化した。1)については,テキスト形式およびアクセッション番号とカードの記述内容を対応させたデータベースを作成し,2)については,作者・題名・時代などの最も基礎的なフィールドについて,英語・日本語で記述したデータベースを作成した。のも作成した。また,テキスト形式のファイルについては,エディター(例えばMIFES)による検策を想定した。【調査】上記の収集したデータの内容についてチェックする必要のあるもの(データの不備・写真のないもの等)について作品調査を行った。【協議事項と問題点】メトロポリタン美術館の日本美術関係者と会合をもち,上記データベースのデモン行く上での問題点を協議した。主な協議事項および問題点は以下の通りである。アメリカの美術館では,所蔵作品についてのほとんどのデータが公開されており,これについてはほとんど問題はない。-253-
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