鹿島美術研究 年報第8号
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り補彩があり,絹目が潰れている部分が観察できた。すでに明応と寛文の修理の際にも原図を損なわない程度にと思われるが,彩色が補われていたものと考えられる。いまだ中間報告というにも速い初段階に過ぎないが,以上をもって,現在継続中の調査の報告に代えたい。図2第十二幅-229-図1第十三幅

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