1幅1幅1幅•その他⑩両界曼荼羅図⑪阿弥陀如来像⑫五大尊像⑬不動明王像⑭愛染明王像⑮十二天像⑮水天像⑰妙音天女像⑱真言八祖像⑲天台十大大師像10幅⑳天台十祖像⑪聖徳太子絵伝⑫荒神像以上のうち，その制作年代が明らかなのは2件のみである。⑰妙音天女像の外題墨書に「妙音天女享徳尤（1452) 賀古四天王寺管弦講口」とあり，⑫五大尊像が納められる木箱の内底には，「永正十四年（1517)九月日」の年記がある。また④仏涅槃図の裏書に長禄4年(1460)の「寄進同修補」がみえ，ほかに江戸時代の修復墨書銘を有するものが数点あり，いまの作例も含めて室町時代以降の制作と考えられるものがなかば以上をしめた。三『法華経』関連の一具・三件の絵画こうしたなかで，①・②・⑤のそれぞれについては，とくに②に画面の傷みが著しいものの，若干制作年代かあがる一群の作例であると考えられたので，以下この3件を中心にその内容を一瞥してみたい。①釈迦如来像絹本著色②十六羅漢像絹本著色11幅(1幅欠）98. 5 x 43.3cm 15幅99. 3 X 43. lcm -126-2幅1幅3幅1幅（⑮の欠幅後補像？）1幅8幅1幅3幅1幅(1幅欠＝第十尊者）（第一尊者）
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