鹿島美術研究 年報第9号
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2月4日平成4年度の「美術に関する調査研究の助成」申請を審議する選考委員会を開8月2日故高橋常務理事の葬儀ならびに告別式を中野宝仙寺で行う。8月26日アメリカのボストン美術館所蔵日本美術品の調査研究,整理,カタログ作成プロジェクトに対するUS$156,000(1991年〜1994年)の援助について日米両国でプレス・リリースが行われた。「ブラジルの先史岩壁画」と題して,ブラジルのアメリカ大陸先住民研究博物館館長ニエデ・ギドン博士が,次いで「なぜ牧畜民は仮面をつくらず,農耕民は岩壁画を描かないか」と題して大阪大学名誉教授木村重信博士がそれぞれ講演した(聴衆約100名)。また財団推薦委嘱者秋山光和東京大学名誉教授が勲三等旭日中綬章を受章された。日)としての認可がおりる。平成4年催,65件の申請に対して,51件を採択候補に内定した。3月17日第19回理事会ならびに評議員会を開催,次の議案が審議されいずれも全員一致で可決承認された。(1)欠員理事ならびに評議員2名選出の件(佐用泰司,海津庄之両氏が前任者の残任期間の理事並びに評議員に選出された。)(2次員専務理事ならびに常務理事選任の件(前任者の残任期間に対する専務理事に佐用泰司氏が,また常務理事に海津庄之助氏が,それぞれ選任された。)(3)理事,監事選任の件38分心不全で死去,享年62歳。10月9日東京美術講演会をKIビル大会議室で開催。11月3日秋の叙勲で財団理事・評議員の河北倫明氏が文化功労者として顕彰を受けられ,11月9日山本保義専務理事は,4月以来杏林大学病院で入院加療中であったが,午前7時48分心不全のため死去,享年76歳。11月11日故山本専務理事の葬儀ならびに告別式を,信濃町千日谷会堂で行う。12月27日文部大臣に申請中の「特定公益増進法人」(平成3年12月27日〜平成5年12月262 -

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