鹿島美術研究 年報第9号
251/428

廊“291"で,ダウの教え子であるパメラ・コールマン・スミスの個展を1906年に開いフ及びスティーグリッツの単独の研究にも関連することである。例えば,スティーグリッツか提唱するフォト・シセッション(thePhoto-Secession)のメッカとなった画ている。彼がこのラファエロ前派の影特を受けた作家にたいして示された興味か,ヨーロッパよりむしろ東洋の美意識に支えられた点であり,ダウの理論への指示を端的に語っているのである。--229-

元のページ  ../index.html#251

このブックを見る