研名氏侯(2) 外国人研究者招致Marquet) (フランス)黎明(中国)東京大学大学院研究生中国敦燈研究院美術研究所員ジュリアミーチ(Julia Meech) ジャパン・ソサエティーギャラリー招致学芸員(アメリカ)ダグラスウインザー(Douglas E. Winther) (アメリカ)武蔵野美術大学研究生「国際交流の援助(外国人研究者招致)」究者所属・職名-12-目的・期間(招致期間:1991年4月〜9月)東京芸大と敦燻研究院は,敦煙石窟塑像の保存修復のための共同研究を行なうことで合意し,既に研究者の交流が行われている。東京芸大では,保存修復技術に関して,実際的な効果を挙げるために敦燈研究院から毎年研究者を招致し,共同研究や指導にあたっているが,今回は壁画保存修復研究に必要な壁画模写を学んでもらうために,候氏を招致したい。(招致期間:1991年4月1日〜ハーヴァード大学で美術史を専攻し博士号を取得した日本美術研究家であるミーチ女史は,1993年1月にニューヨークにある日本美術展示館ジャパン・ソサエティー・ギャラリーで開催される「雨と雪:日本美術における傘」展の中心人物で,日本でのこの展覧会のための研究と準備をするため招致したい。(招致期間:1992年3月から1990年4月より文部省国費留学生として,武蔵野美術大学で「イサム・ノグチと昭和20年代の日本文化」のテーマで研究を継続しており,1992年9月には,博士論文がまとまるが,この優れた研究を継続させるために武蔵野美術大の研究員の資格で招致したいので,その間の滞在費を援助したい。(招致期間:1992年4月〜9月)計4件1992年3月31日)約1カ月間の予定)クリストフ・マルケ(Christophe c.マルケ氏は,1989年より文部省国費留学生として来日,東大大学院研究生として,日本近代美術史の研究を続け,特に浅井忠の作品の調査,俳句誌「ほととぎす」についての研究など意欲的に活動している。しかし,文部省の給費が1991年3月で切れるので,氏の研究の成果を実りあるものにするために,滞在を援助したい。
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