研一名1辻クリストフ・マルケ(Christophe Marquet) (フランス)パリ国立東洋言語文化研究所後辻期博士諏呈プリンストン大学美術・考古学科教授バーバラ・ロンドン(Barbara J. ニューヨーク近代美術原館学芸員ヨス・デ・ヴァレ(Jo屯Waele)(オフンダ)ニーメン・カトリック羽田康一大学(東京大学文古典・古代美術史教授学部助手)② 外国人研究者招致氏清水義明(アメリカ在住)(アメリカ)「国際交流の援助」(外国人研究者招致)究者所属・職名推薦者C.マルケ氏は,1989年より文部省奨学金留学生として来日,東京大学大学院の研究生として,日本の近代美術と文学の関係についての研究を続けている。また,研究成果を東方学会や明治美術学会で発表し,日本の研究者からも注目を集めている。氏は,更に研究を続けるため滞在の延長を希望しているので,一層の成果をあげるため滞在を援助したい。惟雄1障埒碍疇)消水義明氏は,アメリカにおいて重要な日本美術史の専門家として活躍し,また,日本のシンポジウムなどにも頻繁に出席して日本の学者とも交流を深めている。今回の訪日は氏の専門分野である水墨画研究と密接な関係があI170 り,摸本・下図の問題に焦点を絞って自身の研究を進めると共に,日本の研究者との意見交換を行うことを目的としている。惟雄障謡芍躙授)原美術館は,これまで海外の主要な美術館,美術機関との相互協力をし,現代美術を通じた国際交流を積極的に行っている。今回,その活動の一環として,ニューヨーク近代美術館で学芸貝として20年のキャリアを持つ氏を招聘し,知識や情報の交換を行う。また,氏自身の日本の現代美術に対する研究を深め,その現状を海外に紹介してもらう。ヨス・デ・ヴァレ教授は,ギリシャ・ローマ建築史の世界的権威であり,柩めて広汎な分野の先端的研究により,学会をリードしている。日本にはこの分野の専門家が少ないので,情報の交I105 換や講演会の開催,学生の指導を通じて,日本での当該分野の研究発展を図りたい。(1992年12月〜1993年3月)俊夫(原美術館館長)(1992年12月〜1993年3月)(1993年1月11日〜1月31日)目的・期間(1992年4月〜7月)計4件援助額(万円)(万円)48 393 London) -10 -70
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