第1回の授賞は，平成4年度の助成研究者が対象となり，平成5年度の調査研究1.美術に関する調査研究の助成（予算3,000万円）① 絵画等の調査研究② 美術史に関する調査研究③ 美術館学に関する調査研究平成5年度の助成申請件数60件について，2月1日の選考委員会で選考の結果，る。優れた研究を装励するために，平成5年度より「鹿島美術財団賞」を創設する。これは毎年，その年度に発行される財団の「年報」に掲載された助成研究者の研究報告書を審査し，特に優秀と認められる研究者（原則2名）を選考し，1名につき50万円の賞を贈呈するものである。の助成費予算から賞金(100万円）を支出する。2.美術に関する出版の援助（予算1,000万円）重要な美術研究の成果ならびに美術に関する資料の出版を援助する。大学および美術関係団体からの申請，またはしかるべき推薦者からの推薦による個人からの申請を財団で審議し決定する。3.美術に関する国際交流の援助（予算3,000万円）① 海外美術の紹介，或いは日本における美術の研究のため海外の著名な美術家，研究者を日本へ招致する費用。(1) 助成対象(2) 助成申請状況と選考(3) 鹿島美術財団賞の創設(1) 援助対象(2) 推薦ならびに選考方法(1) 援助対象V。平成5年度事業計画42件（総額2,900万円）を採択することに内定し，理事会の承認を得て正式決定す-71-
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