I.平成6年度主要業務日誌平成6年5月9日文化庁へ「平成6年度事業計画ならびに収支予算」を提出した。5月17日第1回鹿島美術財団賞ならびに平成6年度助成金贈呈式をKIビル大会議室において開催,鹿島会長から平成4年度の助成研究のうち,特に優れた研究成果をあげられた出光美術館学芸員・内藤正人氏,東京大学東洋文化研究所助手・林秀薇氏,神戸市立博物館学芸員・岡泰正氏の3氏に賞状および副賞50万円が贈された。また佐用専務理事から助成金決定者に平成6年度助成金の贈呈が行なわれた。引き続き行なわれた研究報告会では財団賞授賞者3氏からそれぞれの研究につき報告がなされた。5月21日本年度の地方都市での美術講演会は,長岡市新潟県立近代美術館における「シカゴ美術館展」記念シンポジウムとして,同美術館との共催により同美術館講堂において「美術への眼差し一日本と西洋一」と題して約200名の聴衆を集めて開催された。高階秀爾・国立西洋美術館長の講師紹介に引き続き,前川誠郎・新潟県立近代美術館長の基調講演と玉贔敏子・静嘉堂文庫美術館主任学芸員,鈴木廣之・東京国立文化財研究所写真資料研究室長,奥平俊六・大阪大学文学部教授の発表があり,そのあと高階秀爾氏をコーディネーターに,上記の講師の方々をパネリストとしてパネルディスカッションが行われた。6月16日第24回理事会・評議員会を開催し,次の議案が審議され,いずれも全員一致で承認された。6月21日文化庁へ「理事・監事異動届」と「理事・監事登記完了届」を提出した。7月13日文化庁へ「平成5年度事業報告ならびに決算報告届」を提出した。7月15日本年度選考委員打合せ会を,木村重信,高階秀爾,辻惟雄,水野敬三郎,青柳正規の各選考委員が出席して開催し,秋の東京美術講演会,平成7年度地方美術講演会の開催日と講師,選考委員会,第2回鹿島美術財団賞ならびに助成金(1) 平成5年度事業報告の件(2) 平成5年度収支決算報告の件(3) 鹿島建設闊株主総会での株主権行使の件(4) 議事録署名人選出の件-1
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