子氏が「ウィーンのジャポニスム~広島大学総合科学部I.平成7年度主要業務日誌平成7年4月6日文化庁へ「平成7年度事業計画ならびに収支予算」を提出した。5月16日第2回鹿島美術財団賞ならびに平成7年度助成金贈呈式をKIビル大会議室において開催,鹿島会長から平成5年度の助成研究のうち,特に優れた研究成果をあげられた,ハーバード大学大学院博士課程・中村るい氏および,円明院住職・武田和昭氏に賞状ならびに副賞50万円が贈呈された。また佐用専務理事から助成決定者に平成7年度助成金の贈呈が行われた。引き続き行われた研究報告会では財団賞受賞者2氏と,それに次ぐ優秀な研究成果をあげた,京都工芸繊維大学大学院博士課程・廣瀬緑氏,帝塚山学院大学助教授・加須屋誠氏の2氏からそれぞれの研究報告が行なわれた。6月4日本年度の地方都市での美術講演会は,高松市美術館における「ウィーンのジャポニスム展」記念シンポジウムとして,同美術館との共催により,同美術館の講堂において約200名の聴衆を集めて開催され,国立国際美術館館長・木村重信氏が「ヨーロッパにおける東洋趣味」,日本女子大学人間社会学部教授・馬淵明教授・閣府寺司氏が「フランスのジャポニスムーーファン・ゴッホを中心に」と題して,それぞれ講演された。6月23日第26回理事会・評議員会を開催し,次の議案が審議され,いずれも全員一致で承認された。7月7日本年度選考委員打合せ会を,木村重信,高階秀爾,神吉敬三,水野敬三郎の各選考委員が出席して開催し,秋の東京美術講演会,平成8年度地方美術講演会の開催場所,開催日と講師,各選考委員会,第3回鹿島美術財団賞ならびに助成金贈呈式・研究発表会の開催日等のほか,推薦委嘱者の見直しと,「鹿島美術財団の将来像を考える」懇談会の開催を内定した。(1) 平成6年度事業報告の件(2) 平成6年度収支決算報告の件(3) 鹿島第98期株主総会における株主権行使等の件(4) 議事録署名人選出の件-1 -
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