申_名氏和(3) 美術に関する国際交流の援助(1) 外国人研究者招致シュテファン・シュタイングレーバー上原成城大学大学院文学研究科科長東京大学東洋文化研究所教授小川裕充東京大学文学部教授M.ジュゼッピーナ・チェルッリ・イレッリイタリア文化会館館長請者所属・職名ヘルムート・シュヒテマン(ドイツ考古学研究所写真郁長・フライプルク大学名脊揺)ルイザ・ベルタッキ(アクレイア国立考古学博物館名誉審議委員)-11 -招致研究者目的・期間楊雄(中目敦饉研究院副研究員)石守謙個立台清大学芸術史研究所所・教授)成城大学では,昭和62年から敦燎研究院の要請により,客貝研究貝を受入れているが,今回は敦煙莫高窟の中で,隋・唐時代を専門領域とする楊氏を招き大学院での講義演習への参加,研修旅行などをおこなった。石教授は東京大学東洋文化研究所主催の国際シンポジウム「21世紀のアジァ:アジア研究の新たな枠組みの構築」に参加し第2セッション「地球のイメージー内からの目,外からの目」で発表した。また研究所の研究活動・資料収集等の水準を世界的な観点から評価した。(1995年9月10日〜9月19日)シュヒテマン教授は,国際的に著名な古典考古学者であり,研究成果は広く美術史学や文学の領域にも及んでいる。特に古代・中世ルネッサンスの美術研究で重要な分野であるローマ時代の石棺浮彫の研究では権威者である。来日により東京・京都・仙台で開催された講演会や懇談会,研究会の国内研究者への影響は,極めて大きいものであった。(1995年10月16日〜10月31日)ベルタッキ氏は,長年北イタリア,アクレイア遣跡の責任者で,各地の考古学財監督局にあって,考古財の保護・修復はもとより数々の発掘調査の陣頭指揮をとりその成果を学術的研究に纏めてきた学会の第一人者である。今回イタリア文化会館主催第7回イタリア美術・考古学セミナーメインテーマ「古代世界におけるイタリアと地中海」の講師として,東京・京都で講演し,東大・早大で講義および学生指導を行っ(1995年11月22日〜12月7日)た。(1995年3月〜96年4月)援助額(万円)90 40 75 75
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