鹿島美術研究 年報第13号
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2.美術に関する出版の援助(予算額1,000万円)3.美術に関する国際交流の援助(予算額1,500万円)(1) 助成対象(2) 助成申請状況と選考(1) 援助対象1.美術に関する調査研究の助成(予算額3,000万円)① 絵画等美術品に関する調査研究② 美術史に関する調査研究③ 美術館学に関する調査研究④ 第4回鹿島美術財団賞調査研究の助成を受けた研究者の内,特に優れた研究者を奨励するために,平成5年度より「鹿島美術財団賞」を創設した。平成8年度も,平成7年度に助成を受け,提出期限迄にその研究報告書を財団に提出し,本年度発行の「鹿島美術研究」(「年報」第13号別冊)に報告書が掲載される研究者を対象として,特に優秀と認められた研究者2名(原則)を選考し,1名につき50万円の鹿島美術財団賞を授与する。平成8年度の「美術に関する調査研究」の助成申請は,昨年8月末の締切り迄に推薦委嘱者から80件の推薦があったが,10月20日の申請書締切日までに提出された申請書件数は,70件であった。この申請書について,平成8年1月31日の選考委員会で選考の結果,別紙助成者名簿のとおり,48件を採択することに内定し,3月の理事会の承認を得て助成者を正式決定した。援助対象重要な美術研究の成果ならびに美術に関する資料の出版を援助する。① 海外の美術の紹介,日本美術の研究のため,海外の研究者を招致する費用。② 日本美術の紹介,在外の日本美術品の調査研究,或いは海外の美術研究のため,-31-w.平成8年度事業計画

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