鹿島美術研究 年報第15号
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たかす鷹巣ちかじゅん純(32歳,愛知教育大学助教授)N. 1998年度事業計画(1) 助成対象(2) 助成申請状況と選考(3) 第5回鹿島美術財団賞1.美術に関する調査研究の助成(予算額3,000万円)① 絵画等美術品に関する調査研究② 美術史に関する調査研究③ 美術館学に関する調査研究1998年度の「美術に関する調査研究」の助成は,昨年8月末の締切日までに推薦委嘱者から89件の助成候補者の推薦があったが,10月20日の申請書の締切日までに提出された申請書は86件であった。この申請書について,本年1月30日の選考委員会で選考の結果,助成者名簿(P.35以降に掲載)のとおり,53件を採択することに内定し,理事会の承認を得て正式に決定された。「鹿島美術財団賞」は,調査研究の助成を受けた研究者のうち特に優れた研究者を奨励するために,1993年度に創設され,1998年度は,1996年度に助成を受け,提出期限迄にその研究報告書を財団に提出し,1997年発行の「鹿島美術研究」(「年報」第14号別冊)に報告書が掲載された研究者を対象として選考した結果,下記第5回鹿島美術財団賞受賞者癸會知香(38歳,お茶の水女子大学文教育学部助教授)研究主題「1910年代末から1920年代前半のフランスにおける批評の文脈と研究主題「中世後期における六道絵と十王図に関する図像学的研究」2.美術に関する出版の援助(予算額900万円)援助対象優れた美術研究の成果ならびに価値ある美術に関する資料の出版を援助する。の2名が受賞者に内定し,理事会で正式決定された。マチスの芸術」-31 -

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