鹿島美術研究 年報第17号
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N. 2000年度事業計画1.美術に関する調査研究の助成(予算額2,800万円)① 絵画等美術品に関する調査研究② 美術史に関する調査研究③ 美術館学に関する調査研究2000年度の「美術に関する調査研究」の助成は,1999年7月末の締切日までに第7回鹿島美術財団賞受賞者(1) 助成対象(2) 助成申請状況と選考推薦委嘱者から79件の助成候補者の推薦があったが,9月30日の申請書の締切日までに提出された申請書は76件であった。この申請書について,2000年1月28日の選考委員会で選考の結果,別紙助成内定者名悔のとおり,52件を採択することに内定し,3月開催の理事会の承認を得て正式に決定された。(3) 第7回鹿島美術財団賞調査研究の助成を受けた研究者のうち特に優れた研究者を奨励するために,1993年度より「鹿島美術財団賞」を創設した。2000年度も,1998年度に助成を受け,提出期限迄にその研究報告書を財団に提出し,1999年度発行の「鹿島美術研究」(「年報」第16号別冊)に報告書が掲載された研究者を対象として,選考した結果,下記の2名が受賞者に内定し3月の理事会で正式決定され,5月19日の授賞式でそれぞれに賞状と賞金50万円を授与する。須賀実穂(35歳,青山学院大学非常勤講師)研究課題『米国所在天神縁起絵巻の研究ーニューヨークパブリック・ライ松原典子(31歳,早稲田大学大学院文学研究科博士課程)研究課題『エル・グレコ作《ラオコーン》再考』ブラリー所蔵スペンサー本を中心に』-27 -

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