2.美術振興事業(1) 第8回鹿島美術財団賞授賞式・2001年度助成金贈呈式・研究発表会① 第8回鹿島美術財団賞授賞式研究」(年報18号別冊)に掲載された研究者を対象として,2000年12月15日に開催された選考委員会にて選考した結果,次の2氏が授賞に内定し,2001年3月21日の理事会で正式に決定した。授賞者:日本学術振興会特別研究員尾関幸氏彰考館徳川博物館学芸員近藤壮氏財団賞の授賞式は2001年5月18日午後1時30分より,鹿島KIビル大会議室で行われ,選考委員を代表して,有賀祥隆・東北大学大学院文学研究科教授から選考理由の説明があった後,当財団会長鹿島昭一より,上記授賞者に対して賞状と副賞50万円を授与した。有賀祥隆選考委員(東北大学大学院文学研究科教授)の選考理由説明:左近藤氏右尾関氏第8回鹿島美術財団賞の選考は昨年12月15日に12 -当財団では,美術研究の一層の充実をはかり,研究意欲を高めるため1993年度から鹿島美術研究賞を創設し,毎年「美術に関する調査研究」助成を受けた研究者のうち特に優れた研究者2名に対して授与している。本年度は,1999年度に助成を受け,提出期限までに研究報告書を提出し,「鹿島美術木村重信,高階秀爾,河野元昭,大高保二郎,小佐野重利,そして,私,有賀祥隆の,合わせて6名の選考委員によって行われた。選考は,平成11年(1999)年に助成金を受け,その研究報告書が昨年11月刊行の『鹿島美術研究』(年報17号別冊)に掲載された44名を対象に行われた。選考委員は,選考委員会に先立ち,『鹿島美術研
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