鹿島美術研究 年報第20号
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2.美術振興事業(1) 第9回鹿島美術財団賞授賞式・2002年度助成金贈呈式・研究発表会① 第9回鹿島美術財団賞授賞式選考委員会にて選考した結果、次の2氏が授賞者に内定し、2002年3月12日の理事会で正式に決定した。授賞者:大阪大学大学院文学研究科博士課程大野陽子氏東北大学大学院文学研究科博士課程瀬谷貴之氏財団賞の授賞式は2002年5月17日午後1時30分より、鹿島KIビル大会議室で行われ、選考委員を代表して、河野元昭・東京大学大学院人文社会系研究科教授から選考理由の説明があった後、当財団会長鹿島昭ーより、上記、授賞者に対して賞状と副賞50万円を授与した。河野元昭選考委員(東京大学大学院人文社会系研究科教授)の選考理由説明:標記財団賞の選考は2001年12月7日に木村重信、高階秀爾、有賀祥隆、大高保二郎、小佐野重利、河野元昭の合わせて6名の選考委員によって行われた。選考は2000年度に助成を受け、その研究報告が昨年11月刊行の『鹿島美術研究』(年報18号別冊)に掲載された41名を対象に行われました。選考委員はこれに先立ち、『鹿島美術研究』掲載の対象となる研究報告のすべてを熟読、審定した上で、当日の選考委員会に臨んだ。選考委員の間で真剣に意見交換を繰り返し、まず一次選考において13名を選出した。それぞれ独創性と実証性に左大野氏右瀬谷氏当財団では、美術研究の一層の充実をはかり、研究意欲を高めるため1993年度から鹿島美術財団賞を創設し、毎年「美術に関する調査研究」助成を受けた研究者のうち特に優れた研究者2名に対して授与している。本年度は2000年度に助成を受け、提出期限までに研究報告書を提出し、「鹿島美術研究」(年報18号別冊)に掲載された研究者を対象として、2001年12月7日に開催された12 -

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