―12―第14回鹿島美術財団賞授賞式・2007年助成金贈呈式・研究発表会(年報23号別冊)に掲載された研究者を対象として、2006年12月15日に開催された選考委員会にて選考した結果、次の2氏が受賞者に内定し、2007年3月6日開催の理事会で正式に決定した。授賞者:お茶の水女子大学比較日本学研究センター 准教授東北大学大学院文学研究科 准教授 芳賀京子氏財団賞の授賞式は2007年5月11日午後1時30分より、鹿島KIビル大会議室で行われ、選考委員を代表して、小佐野重利・東京大学大学院人文社会系研究科教授から選考理由の説明があった後、当財団専務理事安富重文より、上記、授賞者に対して賞状と副賞50万円を授与した。小佐野重利選考委員(東京大学大学院人文社会系研究科教授)の選考理由説明第14回財団賞は、2006年度刊行『鹿島美術研究』年報第23号別冊収載の49篇の論文を対象に、2006年12月15日に開催された選考委員会において、高階秀爾、木村重信、有賀祥隆、河野元昭、大高保二郎、それに私、小佐野の6人の選考委員による厳正な審査を経て内定し、2007年3月6日開催の理事会によって決定されました。対象となった報告論文には優れたものが多く、一次選考、二次選考と時間をかけ慎重に審査して候補を絞り込み、最終的に、日本・東洋美術部門は、お茶の水女子大学比較日本学研究センター准教授のロール・シュワルツ−アレナレス氏、西洋美術部門は東北大学大学院文学研究科准教授の芳賀京子氏が財団賞受賞者に決定しまし当財団では、美術研究の一層の充実をはかり、研究意欲を高めるため1993年度から鹿島美術財団賞を創設し、毎年「美術に関する調査研究」助成を受けた研究者のうち、特に優れた研究者2名に対して授与している。本年度は2005年に助成を受け、提出期限までに研究報告書を提出し、『鹿島美術研究』ロール・シュワルツ−アレナレス氏2.美術振興事業① 第14回鹿島美術財団賞授賞式左 芳賀氏 右 シュワルツ−アレナレス氏
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