助成対象 助成申請状況と選考■第15回鹿島美術財団賞―25―Ⅳ.2008年度事業計画① 絵画等美術品に関する調査研究② 美術史に関する調査研究③ 美術館学に関する調査研究2008年(2007年度)「美術に関する調査研究」の助成は、2007年7月末の締切日までに推薦委嘱者から91件の助成候補者の推薦があったが、9月30日の締切日までに提出された申請書は86件であった。この申請書について、2008年1月25日開催の選考委員会にて選考の結果、Ⅴ.2008年(2007年度)「美術に関する調査研究」助成決定研究者と研究課題のとおり、53件を採択することに内定し、3月の理事会で承認を得て正式に決定された。鹿島美術財団賞は美術に関する調査研究の助成を受けた研究者のうち特に優れた研究者を奨励するために1993年に創設した。2008年度については、2006年に助成を受け、提出期限迄にその研究報告書を財団に提出し、2007年度発行の『鹿島美術研究』(『年報』第24号別冊)に報告書が掲載された研究者を対象として、特に優秀と認められる研究者を選考した結果、下記の2名が受賞者に内定し、3月の理事会で承認を得て正式に決定され、5月16日の授賞式でそれぞれに賞状と賞金50万円が授与された。第15回鹿島美術財団賞受賞内定者清水 緑(35歳、財団法人 三渓園保勝会 学芸員)研究主題:下村観山と原三渓にみる作家と支援者の関係落合 桃子(29歳、早稲田大学大学院 文学研究科 博士後期課程)研究主題:フリードリヒ《四季》連作―画家の世界観からの検討―1.美術に関する調査研究の助成(予算額3,000万円)
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