鹿島美術研究 年報第26号
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第15回鹿島美術財団賞選考委員会は平成19年12月21―12―2.美術振興事業第15回鹿島美術財団賞授賞式・2008年助成金贈呈式・研究発表会① 第15回鹿島美術財団賞授賞式左 清水氏右 落合氏(年報24号別冊)に掲載された研究者を対象として、2007年12月21日に開催された選考委員会にて選考した結果、次の2氏が受賞者に内定し、2008年3月4日開催の理事会で正式に決定した。授賞者: 三渓園保勝会 学芸員 清水 緑氏早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程 落合桃子氏財団賞の授賞式は2008年5月16日午後1時30分より、鹿島KIビルで行われ、選考委員を代表して、大高保二郎・早稲田大学文学部教授から選考理由の説明があった後、当財団会長鹿島昭一より、上記、授賞者に対して賞状と副賞50万円を授与した。大高保二郎選考委員(早稲田大学文学部教授)の選考理由説明当財団では、美術研究の一層の充実をはかり、研究意欲を高めるため1993年度から鹿島美術財団賞を創設し、毎年「美術に関する調査研究」助成を受けた研究者のうち、特に優れた研究者2名に対して授与している。本年度は2006年に助成を受け、提出期限までに研究報告書を提出し、『鹿島美術研究』日、高階、有賀、河野、小佐野、そして大高の5人の委員の出席のもとに開催された。2006年に助成金を受け、その研究報告書を期限内に提出し、昨年度刊行の『鹿島美術研究』(年報第24号別冊)に掲載された44篇の論文を対象に選考が行われた。木村重信選考委員を含む事前審査の資料をもとに、まず全件について逐一意見交換を行った後、二次、三次の絞り込みを重ねての厳正な審査を経て次の2名の受賞者、そして2名の

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