鹿島美術研究 年報第27号
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「絵画と文学」(『第37回美術講演会講演録』2009.7.31刊)古典美術との関係性が問い直されている中、この問題をアヴァンギャルドの旗手のひとりであるピカソの、その芸術に照らし合わせて考えてゆくことで、本発表は、複雑に絡み合う両者の関係性を整理するための一糸となるであろう。本年度の東京美術講演会は以下の通り、実施された。日  時:2009年10月28日 午後2時30分〜5時30分場  所:鹿島建設KIビル 大会議室出席者:約150名総合テーマ:『建築と景観―庭園からランドスケープへ―』      司 会 東京大学大学院人文社会系研究科教授 小佐野 重 利 氏 第一部 基調講演     槇   文 彦(建築家)      演題「建築家がランドスケープをデザインするにあたって考えること」 第二部 講  演     桑木野 幸 司(フィレンツェ美術史研究所研究生)      演題「16世紀イタリアの庭園          ―建築、都市、ランドスケープの観点から―」 第三部 コメントと討論      司  会 小佐野 重 利(東京大学大学院人文社会系研究科教授)      コメント 陣 内 秀 信(法政大学デザイン工学部教授)           槇   文 彦(建築家)           桑木野 幸 司(フィレンツェ美術史研究所研究生)なお、この美術講演会の詳細は、後日、『第38回東京美術講演会講演録』として刊行される。― 22 ―⑵ 東京美術講演会⑶ 美術講演会講演録刊行

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