鹿島美術研究 年報第28号
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第17回財団賞は2009年度刊行『鹿島美術研究』年報26号別冊収載の論文47篇を対象に、2009年12月18日に開催された選考委員会において、高階秀爾、木村重信、有賀祥隆、河野元昭、大高保二郎、それに私、小佐野の6名の選考委員による厳正な審査を経て内定し、2010年3月9日開催の理事会によって決定されました。一次選考、二次選考と時間をかけて慎重に審査して候補を絞り込み、最終的に、日本・東洋美術部門は、東京芸術大学美術学部教育研究助手の加藤弘子氏が、2.美術振興事業⑴ 第17回鹿島美術財団賞授賞式・2010年助成金贈呈式・研究発表会① 第17回鹿島美術財団賞授賞式   東北大学大学院文学研究科専門研究員 佐々木千佳氏財団賞の授賞式は2010年5月19日午後1時30分より、鹿島KIビル大会議室で行われ、選考委員を代表して、小佐野重利・東京大学大学院人文社会系研究科教授から選考理由の説明があった後、当財団会長鹿島昭一より、上記、授賞者に対して賞状と副賞50万円を授与した。当財団では、美術研究の一層の充実をはかり、研究意欲を高めるため1993年度から鹿島美術財団賞を創設し、毎年「美術に関する調査研究」助成を受けた研究者のうち、特に優れた研究者2名に対して授与している。本年度は2008年に助成を受け、提出期限までに研究報告書を提出し、『鹿島美術研究』(年佐々木氏         加藤氏報26号別冊)に掲載された研究者を対象として、2009年12月18日に開催された選考委員会にて選考した結果、次の2氏が受賞者に内定し、2010年3月9日開催の理事会で正式に決定した。授賞者:東京藝術大学美術学部教育研究助手 加藤弘子氏― 13 ― 小佐野重利選考委員(東京大学大学院人文社会系研究科教授)の選考理由説明

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