鹿島美術研究 年報第32号
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第21回財団賞は、2012年に研究助成金を受け、その報告書を期限内に提出し、2013年11月刊行の『鹿島美術研究』(年報第30号別冊)に掲載された40篇を対象に2013年12月18日に開催された選考委員会において、高階秀爾氏、有賀祥隆氏、河野元昭氏、小佐野重利氏、それに私、大髙の5名の選考委員による厳正な審査を経て内定し、2014年3月25日開催の理事会において決定されました。4.美術普及振興 …………………………………………………………………………805万円⑴ 第21回鹿島美術財団賞授賞式・2014年助成金贈呈式・研究発表会 188万円① 第21回鹿島美術財団賞授賞式財団賞の授賞式は2014年5月30日午後1時30分より、鹿島KIビル大会議室で行われ、選考委員を代表して、大髙保二郎・早稲田大学文学学術院教授から選考理由の説明があった後、上記、授賞者に対して賞状と副賞50万円を授与した。まず、40名1人1人について選考委員の意見交換を行い、2次、3次の絞り込みを行い、6名が最終選考に残り、慎重に審議した結果、日本・東洋美術部門では兵当財団では、美術研究の一層の充実をはかり、研究意欲を高めるため1993年度から鹿島美術財団賞を創設し、毎年「美術に関する調査研究」助成を受けた研究者のうち、特に優れた研究者2名に対して授与している。本年度は2012年に助成を受け、提出期限までに研究報告書を提出し、『鹿島美術研究』(年報第30号別冊)に掲載された研究者を対象として、2013年12月18日に開催された選考委員会にて選考した結果、次の2氏が受賞者に内定し、2014年3月25日開催の理事会で正式に決定した。授賞者:兵庫県立歴史博物館         学芸員 五十嵐 公 一 氏    和泉市久保惣記念美術館       学芸員 町 田 つかさ 氏       町田氏    五十嵐氏 大髙保二郎選考委員(早稲田大学文学学術院教授)の選考理由説明

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