■.2022年度事業報告2022年度は定款第3条に定める美術の振興をはかり、もって我が国の文化の向上、発展に寄与するという目的を達成するため、事業計画のとおり、美術振興事業として美術に関する調査研究の助成を中心に、出版援助、国際交流援助、美術普及振興を実施した。美術振興事業(概要) 1.美術に関する調査研究助成 我が国の美術の振興に寄与する絵画・美術史・美術館学等に関する調査研究を行う研究者に対する研究助成を決定した。 また、2022年刊行の『鹿島美術研究』に掲載され、所定の要件を満たした論文の中から特に優れた研究成果を上げた者に対し、財団賞、優秀賞の授賞を決定した。2.美術に関する出版援助 我が国の美術の振興に寄与する優れた美術研究の成果を広く研究者及び一般に提供する著作の出版費用援助を決定した。3.美術に関する国際交流援助 美術に関する国際交流を促進し、国際的な美術の振興に寄与するための、外国人研究者招致(国内での海外美術の紹介および日本美術の研究)、海外派遣(国内の研究者の海外美術の調査、日本美術の紹介または在外日本美術の調査)、国際会議開催(国内において開催)、国際会議出席(海外において開催)するための費用援助を実施した。 (内訳) ⑴ 外国人研究者招致 1件 ⑵ 海外派遣 1件 ⑶ 会議出席 1件 ⑷ 会議開催 0件 計 59件 金額 4,450万円(鹿島美術財団賞・優秀賞 賞金4件 300万円を含む)計 11件 金額 1,500万円(出版援助インターミディエイト1件 300万円を含む)計 3件 金額 ― 5 ―212万円70万円95万円47万円0万円
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