⑥ 東京都台東区・東京国立博物館その1像（列品番号彫刻19)一~ヒノX線透過写真によると頭部内の口部裏辺に金属板をあてている。着衣形式A。② 山形県米沢市・千眼寺その1像----{象高98.7cm。木造，金泥塗り・切金，玉眼。仏足文の有無は確認していない。着衣形式B-2。青竜寺1日蔵。③ 同その2像（釈迦如来像)-----{象高96.1cm。木造，金泥塗り・切金，玉眼。仏足文の有無は確認していない。着衣形式B-2。青竜寺旧蔵。与願施無畏印を結ぶ釈迦如来像であるが，両手首先が後補とみられることと，像容からここにくわえた。④ 茨城県玉造町・万福寺像---{象高95.5cm。ヒノキ材寄木造り，金泥塗り・切金，玉眼。歯相をあらわす。螺髪は銅線を巻いた木心を植え付ける。着衣形式B-2。阿弥陀三尊の中尊。随侍する観音菩薩立像，勢至菩薩立像も仏足文をあらわす。⑤ 埼玉県名栗村・烏居観音像----{象高51.3cm。ヒノキ材割矧ぎ造り，金泥塗り・切金，玉眼。着衣形式A。キ材割矧ぎ造り，金泥塗り・切金，玉眼。螺髪は糸を巻いた木心を植え付ける。着衣形式B-3。⑦ 同その2像（列品番号彫刻321)-----{象高82.5cm。ヒノキ材割矧ぎ造り，肉身部漆箔，衣部金泥塗り・切金，王眼。着衣形式A。両掌に輪宝文をあらわす。⑧ 東京都青梅市・乗願寺像—~ヒノキ材割矧き‘造り，金泥塗り・切金，玉眼。螺髪は銅線を巻いた木心を植え付ける。着衣形式A。両手首先銅製。⑨ 東京都八王子市・柩楽寺像---{象高99.0cm。木造，漆箔，玉眼。歯相をあらわす。着衣形式B-2。⑩ 神奈川県小田原市・本誓寺その1像-----{象高78.0cm。ヒノキ材寄木造り，肉身部漆箔，着衣部金泥塗り・切金，玉眼。歯相をあらわす。着衣形式B-2。両手首先銅製。⑪ 同その2像---{象高80.7cm。ヒノキ材寄木造り，金泥塗り・切金，玉眼。螺髪は銅線を巻いた木心を植え付ける。着衣形式B-2。⑫ 神奈川県平塚市・善福寺像---{象高77.2cm。ヒノキ材割矧ぎ造り，金泥塗り・切金，玉眼。足首以下後補。螺髪は銅線を巻いた木心を植え付ける。着衣形式B-2。両手首先銅製。⑬ 富山県・浄禅寺像—~木造，漆箔，玉眼。足首以下後補。歯相をあらわす。螺髪は銅線を巻いた木心を植え付ける。着衣形式B-2。-165-
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