鹿島美術研究 年報第11号別冊(1994)
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年11月。(2) 専修寺像に関する所見は,奈良国立博物館所蔵の同像の写真資料(X線透過写真を(3) 注1の金沢論文。(5) 高梨純次「千輻輪相を表わす阿弥陀立像(6) 清水真澄「小田原市本誓寺の阿弥陀如来立像について」(『三浦古文化』48)1990 (9) 土井通弘「草津市観音寺蔵木造阿弥陀如来立像1艇」(『滋賀県立琵琶湖文化館研(10) 光台院阿弥陀三尊像は,台座蓮肉の蓮実に緑色の珠,蔽茄子下の薬上半に銅板を「歯吹如来像一覧」に挙げる19例のうち,現存しないもの,または所在不明のもの,立像ではないもの,通常の足柄を有するもの,製作が明らかに近世にくだるものはのぞいた。また,修理甚大で製作時代を判定しがたい東京都府中市・誓願寺像,像容をうかがうにたる資料をえていない三重県桑名市・法盛寺像についても後考にまつこととした。ふくむ)を閲覧してえたものである。(4) 伊藤史朗「円通寺旧蔵観音菩薩立像について」(『学叢』121990年3月)に同様の指摘がある。(宇野茂樹編『近江の美術と民俗』所収)1994年3月思文閣出版。(7) 薄井和男「神奈川・善福寺の木造阿弥陀如来立像」(『MUSEUM』484)1991年7月。(8) 山本勉「福岡・万行寺の快成作阿弥陀如来立像と仏足文表現」(『MUSEUM』467)1990年2月。究紀要』9)1991年3月。もちいる点が専修寺像に共通することも注目される。付記)本研究の実施にさいして,麻木脩平,井上一稔,岩田茂樹,小山正文,高梨純次の諸氏の助力をえた。しるして謝意を表する。滋賀・中主町正善寺像を中心に一」-174-

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