鹿島美術研究 年報第11号別冊(1994)
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注(1) 以下,魯迅の書簡についてはすべて,学習研究社版『魯迅全集』より引用した。(2) ヴァルター・ベンヤミン「エードゥアルト・フックスー収集家と歴史家」(好村富(3) 魯迅「『近代木刻選集第1集』小引」および「『近代木刻選集第1集』小引」,(4) 前掲書(注3)所収。(6) (注5)に同じ。(7) (注5)に同じ。(8) 前掲書(注3)所収。(9) 前掲書(注3)所収。(10) 小野忠重は,魯迅編のこの版画集『メッフェルトの木刻セメントの図』につい士彦訳),『ベンヤミン著作集2 複製技術時代の芸術』(1970年,晶文社)所収。張望編・小野田耕三郎訳『魯迅美術論集上巻』(1975年,未来社)所収。(5) 1930年8月2日方善境宛書簡て,「刻線ははっきりとしてコロタイプ刷の効果はよい,魯迅の複製印刷への考慮がうかがえる。」と評している(「魯迅と版画」,『魯迅選集』別巻『魯迅案内』所収,岩波書店,1956年)。1930年代,日本にあって「版画の大衆化」をめざした小野忠重にとって,それは複製技術への深い関心なしにはありえず,またそのような小野だからこそ,『セメントの図』に「魯迅の複製印刷への考慮」を見出すことができたのだと考えられる。(11) 1934年6月6日,陳鉄耕宛書簡(12) 1934年6月19日,曹靖華宛書簡(13) 1934年11月25日,曹靖華宛書簡(14) 1935年8月24日,粛軍宛書簡--301-

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