r ヽノ‘‘ ④ 白磁三足壷(図4)⑤ 白磁碗(図5)⑥ 白磁碗片(図6)定州市博物館蔵高11.9cm征集品(定州市北陵頭村採集)。胎は白く,かなり細かい。白化粧を施し,同じ辺りまでは施釉されている。光沢のない白釉がかかる。「唐中期」という館の見解である。定州市博物館蔵口径13.8cm征集品。胎はやや粗いが白い。高台は畳付の幅の狭い玉璧底で,面取りされている。口縁は幅広の唇口に作られている。釉薬は比較的光沢があり,純白に近い。「唐晩期」という館の見解である。澗磁村窯址採集。いずれも唇口碗の口縁部である。右は胎は細かく純白で,釉も透呵度が高くやや青味を帯び,光沢がある。左は胎は細かいがわずかに褐色を帯び,釉は少し褐色を帯びる。光沢はある。いずれも晩唐五代のものか。―-249-図5図6
元のページ ../index.html#259