称を掲げ,27■37はフルネームのみとした。本論の検討の中では,枚数の関係から略称のあるものは略称を使用する。一度しか登場しないものでも略称で表記したものもあり,また,フルネームで表記したものもある。程を総て記載することは不可能であるので,検討項目と各検討から得られた結論に重点を置いて記述を進めることとする。)(検討1)現在把握している4面の「銀貼海獣唐草文八稜鏡」の本体の白銅八稜鏡の裏面に貼られた銀板(打ち出しによって文様を作りだし,たがね彫りで細部を表現し,地の部分全面に魚子文を精緻に施した銀板を八稜形に切り抜いている。この打ち出し[ II]検討方針と具体的検討の略述(報告書の枚数制限の関係から,具体的な検討過映博鏡(図1)正倉院南倉9号鏡(図3)-282-白美鏡(図2)
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