の中に絵師も組み込まれるのは何時の頃か興味のある問題である。今回の研究では国絵図という鑑賞的な絵画ではないが絵師が携る作品を手がかりに,御用絵師の問題を考えてみたが,今後もう少し史料を検索して研究を続けてみたいと思う。国絵図と御用絵師の問題を研究するにあたり,川村博忠氏の著書『江戸幕府撰国絵図の研究』(古今書院)と『国絵図』(吉川弘文館)から多大の知識・示唆を受けましたことを感謝致します。-504-
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