鹿島美術研究 年報第12号別冊(1995)
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図11カンディンスキー《「バウハウスの友人たち」への銅版画》から40年代にかけてカンディンスキーの紹介はまった<途絶えてしまう。戦争へと向かいつつある時代状況の中,美術界も次第に統制を受けつつあり,新たな紹介は戦後まで待たねばならなかった。文献目録■単行図書小杉未醒『画筆の跡』日本美術学院(1914年5月)森田亀之輔『芸術家と芸術運動』趣味叢書発行所(1915年8月)三木露風『露風詩話』白日社(1915年9月)岡島狂花『現代の西洋絵画』丙午出版社(1915年9月)アーサー・ジェローム・エッディ『立体派と後期印象派』久米正雄訳,向陵社(1916木下杢太郎『印象派以後」日本美術学院(1916年10月)徳富蘇峰監修・吉野作造編『新芸術』(現代叢書),民友社(1916年)高村奨夫『欧州美術巡礼記』博文館(1917年6月)澤木四方吉『美術の都』日本美術学院(1917年11月)森口多里『異端の画家』日本美術学院(1920年8月)園頼三『芸術創作の心理』警醒社書店(1922年5月)年9月)1932年,ドライポイント-62-

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