(32) 西田幾多郎,『西田幾多郎全集第4巻』,岩波書店,1979年(初版1949年),6頁。(33) 中井宗太郎,『近代藝術概論全』,二松堂書店,1922年,159-209頁。中井は既に1910年代半ば頃の雑誌論文で“人格主義的美術批評”を展開している。この点については,注2拙稿セザニスム文献表を参照のこと。中井と西田の関係については稼を改めて論じることにする。正2(1913)年10月,2-9頁。(35) 注2拙稿セザニスム文献表,24頁参照のこと。(36) 阿部次郎,『人格主義』,岩波書店,1922年。学館,平成元年所収を参照)/高階秀爾,「『白樺』と近代美術」,『季刊芸術』(21,22,25号),1972.2,3,1973.2(『日本近代の美意識』,青土社,1993年所収を参照)。(38) セザンヌの政治性については稿を改めて論じることにする。(39) 主客合ーの観点からのセザンヌ受容に関する最初の優れた論究として下記を参照のこと:原田平作,「日本とセザンヌ,その序論的考察」,『日本の美術今何が古典から学べるか』,昭和堂,平成元年,292-313頁。謝辞:本研究を実施するにあたって下記の方々のお世話になりました。記して謝意を表します:(Acknowledgements to) Mr.Regis Michel,Ms.GeneviさveLacambre, (34) 木村荘八,「ポール・セザンヌに就て」,『現代の洋画』2巻の6号(第18号),大(37) 本田秋五,『「白樺」派の文学』,新潮社,昭和35年(『昭和文学全集第17巻』,小Ms. Helene Lassalle, Ms. Isabelle Cahn。-187-
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