2'正宗分(十六観)定善義(心を統一して浄土の様子を観相する方法を説く)第十一観勢至菩薩を観相する第十二観自分が極楽の蓮華の中に往生し,蓮華が開閉するさまを観相す第十三観さまざまな場所でさまざまな大きさに変化する阿弥陀三尊を観散善義(心を統一して極楽を観相することが不可能な凡夫の往生の方法を説く)第十四観大乗仏教を学ぶ凡夫の往生を説く(上三品)第十五観小乗仏教を学ぶ凡夫と仏教以外の善を行う凡夫の往生を説く第十六観悪を行ってしまう凡夫でも仏の名を聞き,唱えることにより往3'得益分草提希が釈迦の教えを聞いて無生法忍に達する益を受ける4'流通分釈迦がこれは観仏と念仏を説いた経であることを述べ,阿難にこの経を5'者闇分釈迦一行が王宮から者闇堀山に還った後,阿難が釈迦の説いた内容を諸経典内容を捉えたところで,これらがどのように十六観変相図に絵画化されている初観西方に沈む夕陽を見つめる第二観水や氷を見つめ,瑠璃でできた大地を観相する第三観極楽の大地を観相する第四観極楽の宝樹を観相する第五観極楽の池水を観相する第六観極楽の楼閣を観相する第七観阿弥陀の連華座を観相する第八観阿弥陀三尊の座す極楽浄土を観相する第九観阿弥陀如来を観相する第十観観音菩薩を観相する相する(中三品)生できることを説く(下三品)受持するように告げる聖の前で復説するる-468-
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