鹿島美術研究 年報第14号別冊(1997)
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pag. ii, 1 ns (1972) 39番《祖父の代まで》のような作品がある。(19) Antonio Ponz, Viaje de Espana, vol. 6, pags. 130-132, 1776. & vol. 8, Goya, 1970のカタログ・レゾネの作品番号)pp.145-163.新しい技法を試みたのを1780年代半ばと推論する根拠のひとつに,ベ(13) Juliet Wilson-Bareau, "Goya pintor y grabador", Ydioma Universal. Goya en la Biblioteca Nacional, Madrid, 1996. pag. 41 (17) Reva Wolf, op, cit., p.115 (18) Antonio Gallego, Historia del grabado en Espana, 1979, pag. 316 Salvador Carmona (17 40-1805)は1777年に王室絵画作品を6点版画で模写して(12) Jesusa Vega, "Goya's Etchings after Velazquez", Print Quarterly, 1995, ガは1785年のタピスリー原画描きの仕事が中断していることをあげている。(14) Ibid., p.36 (15) 『夢』の中に着想され,最後は純粋にアクワティントだけで制作された『気まぐれ』(16) この点に関し報告者はマドリードで研究者と意見を交換した。エレナ・デ・サンティアゴはゴヤ以前のアクワティントの作例を確認していないということであり,またフアン・カレーテはゴヤが誰からアクワティントを習ったかという問題には不明な点がまだ多いという慎重な答えであった。例えば宰相を務めていたフロリダブランカ伯爵の計画にそってJuanAntonio いた。ゴヤが同じ計画のもとで制作したという可能性はある。-75 -

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