鹿島美術研究 年報第15号別冊(1998)
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(37) 松原茂「狩野晴川院と絵巻」(注15)は,晴川院摸写による絵巻について詳細(39) 小林忠「狩野晴川院の大和絵復興」(注24)参照(43) 中村渓男『冷泉為恭と復古大和絵』(注25)(44) (注41)に同じ(46) (注41)に同じ(48) 中村渓男『冷泉為恭と復古大和絵』(注25)(49) (注48)に同じ。の変貌PART2」(板橋区立美術館平成七年),また御用絵師を取り上げた展覧会としては「知られざる御用絵師の世界展」(平成四年,本年一月には第二回目の展覧会も開催)などが挙げられる。(36) 下絵発見は大きなニュースとなり,昭和六十三年の初公開を記念して『アサヒグラフ』3417号(朝日新聞社昭和六十三年)「蘇る江戸城初公開障壁画下絵松の廊下から大奥まで」と題した特集が出版された。また東京国立博物館編『調査研究報告書江戸城本丸等障壁画絵様』(第一法規出版昭和六十三年)が刊行されている。な資料の提示を行っている。(38) 古くは木内武男「新発見の資料「公用日記」」(『国立博物館ニュース』35号昭和二十五年五月)がその存在を紹介しているが,松原茂「奥絵師狩野晴川院一「公用日記」に見るその活動ー」(『東京国立博物館紀要』17号昭和五十七年三月),池田宏「狩野晴川院『公用日記』にみる諸相」(『東京国立博物館紀要』28号平成五年三月)によって,その内容が明らかになってきている。(40) 安村敏信「幕末の狩野派」『日本美術館』所収小学館平成九年(41) 武田恒夫『狩野派絵画史』吉川弘文館平成七年(42) 脇坂淳「京狩野の研究京狩野家資料」『大阪市立美術館紀要』9号平成元年三月(45) 沢田章編著『日本画家辞典』思文閣出版昭和二十五年(47) 『日本随筆大成く第二期〉3』所収吉川弘文館昭和四十九年(50)京都個人蔵(51) 『王朝・いんてりあ図鑑ー類衆雑要抄の世界』展図録斎宮歴史博物館平成九年(52) 村重寧「為恭と古典」『冷泉為恭』東京国立博物館研究図録昭和五十四年-317-

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