注(1) たとえば,以下にあげるものなどは,いずれも1929年以降について論じたもので年10月年3月(3) 中野重治「絵画に関する緊急の一問題」『プロレタリア芸術』2巻2号,1928年2月ある。山梨俊夫「詩と絵画の耕地ー所蔵品を通してみた古賀春江」『1983年度神奈川県立近代美術館年報』1983年3月阿部良雄「モダニズムとメタフィジックー古賀春江の魅力について」『「古賀春江ー前衛画家の歩み」展図録』1986年4月,石橋美術館・ブリヂストン美術館小林康夫「消滅の美学一古賀春江の《超現実主義》」『比較文學研究』50号,1986中村義一「古賀春江の芸術のアンビバレンスー絵の背後の身体について一」『京都教育大学紀要A』70号,1987年3月杉本秀子「一九二九年の古賀春江」『デアルテ』5号,1989年3月杉本秀子「1929年以降の古賀春江」『石橋財団ブリヂストン美術館・石橋美術館館報』41号,1993年11月大谷省吾「超現実主義と機械主義のはざまで一古賀春江,阿部金剛,東郷青児」『藝叢』11号,1994年速水豊「古賀春江の超現実主義絵画と同時代のイメージ」『美術史』137冊,1995(2) (注1)にあげた速水豊氏の論文を参照。この絵画の印刷については,プロレタリア陣営にとってその後も大きな問題であった。(4) 以下のような議論がある。中野重治「いはゆる芸術の大衆化論の誤りについて」『戦旗』1巻2号,1928年6月蔵原惟人「芸術運動当面の緊急問題」『戦旗』1巻4号,1928年8月中野重治「問題の捩じ戻しとそれに就いての意見」『戦旗』1巻5号,1928年9月(5) この論争は,主として『新潮』誌上で闘わされた。平林初之輔「政治的価値と芸術的価値ーマルクス主義文学理論の再吟味」,26年-67 -
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