日召36・37号1934年8月.11月.1935年5月.8月),および注4灰野前掲論文参凶『柔飾録』は,中国明代の堆朱の名匠,黄大成が著した中国唯一の漆工の専門書。各種の漆器製作法が詳しく述べられている。天啓5年(1625)に楊清明が各条に注を加えた。は享保3〜延事2年(1718〜1745)。事保6年(1721)12月,但馬守に叙任される。津軽信寿の娘を正室に迎えている。同この作品は琉球漆器であるが,琉球漆器は中国製漆器の模倣を行っており,このような中国製漆器も存在していたと思われる。間(注12)相見論文,及び木村仙秀「『独楽徒然集』お大名の道楽出版の代表的なものとして−J (『浮世絵芸術』4-2 1935年10月)参照。なお木村論文が執筆された当時,『独楽徒然集』(上下巻)2冊,『独楽徒然集抄』(写本)1冊の存在が確認されていたが,現在では弘前市立博物館に寄託される上下巻I冊のみの存在しか確認されていない(『独楽徒然集J復刻弘前市立博物館1986年参照)。同(注12)一相見論文,および(注17)一木村論文同『八種画譜』の和刻本は,寛永7年(1630),寛文12年(1672),宝永7年(1710)と重刻されたという(小林宏光「中国画譜の舶載,翻刻と和製画譜の誕生J『近世絵画と画譜・絵手本展EJ町田市立国際版画美術館1990年109頁)。側『目で見る津軽の歴史j(弘前市立博物館1980年)制『津軽家の名品』(弘前市立博物館1989年)凶小林忠「田家早春の水尾形光琳筆紅白梅図扉風をめぐってJ(『日本の美学27倒『津軽歴代記類』(明治15年頃成立)は,津軽藩歴代藩主の事績を津軽家文書をはじめとする古文書から抄録したもの。本稿では,『みちのく双書第7集津軽歴代記類』(青森県文化保護協会1959年)を参照した。(判この目録は,奥書によると,文化6年(1823)に江戸屋敷の御道具の内から国元弘前へ移す道具があり,これまでの道具と合わせて整理するために,新たに制作号水Jぺりかん杜1998年4月)(13) Arts for the Emperors Visions Paradise & Fine Chinese Works of Art. Christie’s Hong Kong, 1998.所収(15) 岩城隆詔・宝永5〜延享2年(1708〜1745)出羽国亀田藩第四代藩主,就任期間-544-
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