注(1)磯博「岩佐勝重筆福井城本丸御殿鶴の間の襖絵j『美学論究J13 関西学院大学(2) 「奈須栄丹御添帖控(公刊)」『美術研究j44 1935年(3)松木寛「御本丸御坐敷御廊下絵様之覚J『東京都美術館紀要Jx 1985年(4)磯博「又兵衛風作品の検討」『美学』741968年(5)「浮世又兵衛本姓湯浅氏詳勝越前住人鹿島屋印ハ勝親トアリ張札」(6) 辻惟雄「岩佐又兵衛の作画範囲j『美術研究j230 1963年(7) 田沢裕賀「近世初期風俗画における図様継承の研究一岩佐又兵衛の画風解体とるのである。しかし一方で又兵衛や勝重作品の作風変遷やその位置づけ,また又兵衛をはじめとする岩佐派工房の詳細な活動やその作品分類,そして多くの「又兵衛風」作品との関連など,明らかにし得なかった部分も多く,より多くの作品の調査と,詳細な資料の蓄積の努力を続けることを今後の課題としたい。美学研究室1998年ただし本論考において磯氏は平家物語図部分にて筆者を勝重とはしておられな伝承イメージの形成を中心として−J『鹿島美術研究』年報第16号別冊1999年しミ。-303-
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