鹿島美術研究 年報第17号別冊(2000)
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(3) 以下,本報告書においては,〔資料1〕に掲げた作品を,便宜的に〈無賛本〉,〈杏(4) (1)河野氏前掲論文(5)林進「沖縄の画家山口宗季について」『大和丈華』第61号・昭和51年3月(6) (4)林氏前掲論文及び,林進「近衛家照がもとめた琉球花鳥図」(『沖縄美術全集』(7)比嘉朝健「研究資料琉球歴代画家譜上・下J(『美術研究j45号.48号・昭和(8) 大井ミノブ「島津,近衛両家の学問文芸の交流についてJ『日本女子大学紀要』第(9) 大庭惰『江戸時代における唐船持渡書の研究』関西大学出版部・昭和42年3月(15)紙屋敦之「薩摩と琉球琉球の主体性を考える一」季刊『文学』第9巻・第3号・(16) (12)喜舎場氏前掲論文10年9月・12月)参照。については稿を改めたい。雨書屋A本,B本,C本〉〈岩瀬文庫本〉と呼ぶことにする。四・付録折込み・沖縄タイムス杜・平成元年)参照。1巻・第l号・昭和26年10月同『近衛公爵家入札目録・第一回j(大正7年)に「孫億花鳥双幅予楽院書付添jとあり,現在MOA美術館所蔵のものがそれであることが,(4)林氏前掲論文で報告されている。仰木村探元『京都日記j(『史料京都見聞記J第一巻・紀行・法戚館・平成3年)所収。同書では,「呉師慶」「孫億」については,それぞれ「呉師雷」「孫信」と翻刻されているが,これは翻刻の誤写であると思われる。同喜舎場一隆『近世薩琉関係史の研究』国書刊行会・平成5年2月同北村四郎・源豊宗編『近衛課楽院御画花木真写』淡交杜・昭和48年同横山皐「琉球物の流行と近世の琉球学」季刊『文学』第9巻・第3号・岩波書店・平成10年岩波書店・平成10年〔資料l〕「中山花木図j作品データc<程順則着賛本〉系統−「中山花木図J(摸本)折本一冊紙本著色・(原本)木村探元画/程!||夏則賛大江玄圃題肱/西君懇摸・明和7年(1770)/35.6×29. 7cm 449

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