鹿島美術研究 年報第17号別冊(2000)
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(4) 阿部説子「小林清親「猫と提灯Jの考察」『版画芸術.l50 1985年(5) 小池満紀子「近代版画と浮世絵」『日本の版画I1900-1910.l千葉市美術館他1997 (6) 永田生慈『資料による近代浮世絵事情』三彩杜1992年(7) 菅原真弓「月岡芳年歴史画考」『美術史J141号1996年(8) 塩谷純「菊池容斎と歴史画」『国華.l1183号1994年(9) 月岡芳年の場合,清親と同じように,終始浮世絵というジャンルの中で作画を続年も,「光線画」と共通する制作背景を持つものかもしれない。けていたが,幕末期に師である歌川国芳の模倣でデビューして以来,常に時代を象徴するスタイルを作り出し,多くの追従者を生みながら強烈な個性を示している。502

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