(2) 鈴木敬「中国山水画の受容と拒否JrMUSEUMj 313 1977年(3) 本図巻の鑑賞の記録を列記する。井阪雲郷『松石遺稿J，葛子琴『葛子琴詩抄J「人(4) 田中喜作「洞庭諸勝図巻j『南画鑑賞』七ノ七，1938年など，原本に明画を想定す(5) 細合半斎の肢（太宇部は本稿引用部分）。「自赤壁而起，洞庭君山檀勝，黄鶴岳陽(6) 佐藤康宏「真景図と見立てJ『東洋美術における写実』国際交流美術史研究会第12(7) (3）参照(8) 鄭氏は「海内の奇観を以て徴し」としたが「『海内奇観』を以て徴し」とすべき。nois Press 1991，絵画のみの特別展図録『青緑山水董特展園録』園立故宮博物院1996年をあげておく。日清静庭集曾観西孟清所帯洞庭園巻行jは，ともに混沌社の同人で，西村孟清宅で見たとある。皆川漠園「洞庭湖図践尾」（『漠園文集』所収）は金谷子般模本（現在所在不明・他に村瀬拷亭の肢あり）に寄せた肢であるが，洪園も孟清宅で大雅本を金谷子般と見たとある。田能村竹田『屠赤頭理録』には，孟清の手からはなれていたようだが「洞庭湖図jを見たことが記される。現存する模本は青木夙夜本（福岡市美術館）のみ。題は統本に皆川浜国「帝楽存齢響」とあり，肢は村瀬拷亭による。践によって孟清所蔵の大雅本を臨模したことがわかる。これらは全て「洞庭湖図jとあり，大雅の25回忌になされた『大雅堂追薦書画録』（脇本文庫）でも西村孟清所蔵で「洞庭湖図」とされる。る見解がある。争秀，薄郡緊落，江川分派。汀湾陵磯，樹竹之間，往々有閑，有橋，有水居，有泊舟。湖山映帯，M尺寓里，止子衡巌，鹿有書院。一如所題楊爾曽言，要不下元明諸名家之筆。得款始知其為池貸成蓋非常観也。西村孟清嘗獲之喜甚。巳市意不安其方位，携来責解於予。予輿貸成相知，今且三十年実，多観其董山水，又知其為人。其平常所成濃淡疎密唯意所命。是巻讐管倶下司施用金碧『意在張李之開『尤其合作者也。性豪難不及属草稿，胸戴許多粉本，必首有擦。乃乞救子木世粛。世粛徴以海内奇観，カミ後親問諸貸成，果然。且夫法有高遠平遠之別，遊有謄前忽後之饗，方其命意布景時，量敢取以賓奪奇。不然，何得呑吐日月之妙知是。是異董者之致也。勿以園経規之則可。孟清業巳博考輿地，成制附鷲，於是遂聴予言而観是巻，亦益非常也。安永逮元之明年冬十月友人河曲合離題。」回国際シンポジアム，1993年-528-
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