鹿島美術研究 年報第18号別冊(2001)
131/716

同白江和香氏編の注1のリストによる。これによれば本作品は如鳩が没した当時ソ連レニングラード正教会の所蔵であり,大きさは120号である。同知鳩の弟子馬上幸男氏談による。馬上氏は昭和11年ころから13年間上渋垂の如鳩の実家に住み込み,絵画の修業に励んだ。例中村健之介前掲書,220頁同慶岡正之『ロシア正教の千年聖と俗のはざまでJ日本放送出版協会,1993年,48頁倒同上,50頁間同上,50頁倒中村健之介前掲書,236-237頁倒向上,132-133頁同向上,133頁制同上,134頁同白江和香氏談による。また,同氏によれば如鳩はニコライを終生敬愛してやまなかったという。同昭和40年11月11日付矢吹昌善氏宛書簡(必)牧島純編『牧島知鳩(詠み捨て)歌集第一号t1987年,8頁鹿島美術財団注提出時に牧島如鳩目録図版(全264点)が添付されておりましたが,筆者のご了解を得て,掲載しておりません。-121

元のページ  ../index.html#131

このブックを見る