一240-干石欺及三百石(中略)(中略)(中略)(中略)(中略)別相伝松岡庄志度庄加、美庄己上三所在日之間送霊山院之外如形年貢可沙汰也建暦三年二月日前大僧正判故注進状」傍線部には慈円によって管理されていた松岡庄，志度庄，加加美庄から入る収入の一部を，霊山院へ納める旨が記載されている。「慈鎮和尚承久貞応御譲状案妙香院ニ有之云々可被召御年貢庄之事一坂田庄近江国此庄有子細如新立有沙汰之問。止雑事一色所当至定使得分延付定京定千二百石云、此中三味供料等寺用二百余石。其外未被分宛公私分也。今更所定置也御年貢八百石庄器定以此中二百余石為寺用霊山院長日生身供可為御年貢内也以五百余石為御年貢預所得分二百石可免給也貞応元年六月日随思出書付前大僧正在御判」傍線部では，近江の坂田庄からの年貢のうち二百余石を霊山院釈迦生身供の費用に充当する旨が記されている。B I慈鎮和尚査会御譲状案」
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